卵巣境界悪性腫瘍
腹膜播種という言葉も聞いたこともなかったので、それがどんな深刻な状態であり、`将来´どんな影響を及ぼすのか全く知らず、医師からの説明もありませんでした。
`将来´という言葉は先のことを示しますが、
腹膜播種は一般に`もう将来がない´`打つ手がほとんどない´状態のようです。
CA-125が上昇し続ける原因が婦人科系にあることをやっと医師が一年近く経って認めたのですが、`婦人科系の再発はあり得ない´と言われていたので、私も半信半疑ではあっても悪性リンパ腫の治療の情報集めを優先し、卵巣境界悪性腫瘍についての情報集めはあまりしていませんでした。
その為、今度は有明がん研究会、国立がんセンターに加え慶應大学にも婦人科にセカンドオピニオンをお願いしました。
(前回は悪性リンパ腫だったので境界悪性がメイン)
そんなにたくさんセカンドオピニオンをする必要なんかないじゃない?という意見もあると思います。
なぜそこまでしたかというと、それは
①私が全くの素人で知識がないこと
②トリプルキャンサーというふつうの発症状態ではなかったこと
③境界悪性というただの卵巣がんではなく症例が少なく、標準治療が定まっていないものであったこと
④医師によって診断も治療も異なる可能性があること
⑤余命宣告(手術前に数ヵ月と言われた)され、悔いの残さないよう出来ることはやっておきたいと思ったこと
でした。
主治医からすればそんなにたくさんのセカオピを求められるのは面白くなかったと思いますが、ここまで来るともう誰かに遠慮なんてするのはよそうと思っていました。
ある女医さんががんになった時に、セカンドオピニオンを6だか8人に依頼したとのこと聞いたことがあります。
自らがプロであっても他に意見を求めるのは、人によって知識や情報、技量に差があり診断、治療も異なってくることを医師のほうが知っているからなのかもしれません。
ということで卵巣境界悪性についてのセカオピについて書きたいのですが、長くなりましたのでまた✋