もうすぐ3回目のクリスマス
病気が見つかって、
「もし手術をしなければ?」
の質問に、少しの間考えたのち
医師がペンで数字を書きながら
「今6ですが、7にはなれないでしょう」
と言われてから丸2年経ちました。
まだ2年なのに、凄く昔のことのような気がします。
もうあと3日で3回目のクリスマスです。
あの時も、去年も、今年のクリスマスが来るかわからなかったし、誕生日も、新年号も、新駅開業も、東京オリンピックも、リニア新幹線も…。
でも先がことはわからないのは、私ひとりだけではないですね。
友人の弟さんがお医者様で、今はT大学の教授ですが、国立Gセンターの呼吸器でセカンドオピニオンの仕事もなさっていた方に、アドバイスのメールをいただいたことがありました。
そのアドバイスが、医学的な内容と思いきや、
宗教、道徳的な一冊の本を奨められました。
「ひとはなんでいきるか」トルストイ著
(岩波文庫)
どんな立派なお医者様でも、救える命もあればそうでない命もある。
日々、人の命と向き合いながら、己の無力さを感じてどうにもできない先にあるのは、道徳や宗教になってくるのかもしれないです。
短編集なのですぐ読めます。
もしご興味があれば、どうぞ。
ちょっと早いですが、メリークリスマス✨🎄✨