トリプルキャンサーのブログ

多少でもどなたかの参考になればと書き始めました

リンパ浮腫について

去年の夏、左足が急に赤みを帯びて腫れだしました。

すぐにマンションのなかにあるクリニックで血液検査をしていただき、大学病院の主治医の先生のところへ行くようにいわれました。

その当時は婦人科の再発はないと言われていて、押しきられ気味に血液内科のほうで受診していたので、翌日にPETを撮りに行く予定だった為血液内科の先生に相談させていただきました。

でもリンパ浮腫は子宮や卵巣切除、リンパ郭清が原因で起こるので本来は婦人科に行くべきで、後から行ったら、

`痛かったらロキソニン飲んでおいて´

の対応だけ。

仕方なくネットでリンパ浮腫のケアをしてくれるところを探していたら、院内にリンパ浮腫外来があるではないですか!

本当に不親切な先生にガックリ来ながらも、リンパ外来に紹介状を出していただいて受診しました。

でもリンパ外来の理学療法士の女性は入院中に渡した小冊子は読んでいないのかとか、メモは取るなとか、ケアをきちんとして来なかったからリンパ浮腫になったみたいに初回から散々責められて、患者に全く寄り添う治療ではないのでもう治療を受けないで帰ろうかと思いました。

生死のはざまから抜け出せ退院と思ったらすぐに再発の徴候、その原因も未だわからないまま色々な検査やセカンドオピニオンしてリンパ浮腫のことまで考え及びもしていなかったです。

お医者様の話では、手術後お腹のなかに膿疱ができてリンパが流れにくくなったのと、病気の再発の影響もあってのようなのですが、

正直それを防ぐことは出来なかったのではないかと思っています。

その後、少し歩くだけでも足首から下が特に腫れて赤みを帯びるし、長時間歩くのも重いものを持っても象🐘の足状態です。

おまけにそんなふうに左足がなると、元々怪我をして手術しリハビリ中だった右足が影響を受け始めて、逆にどんどん細くなってしまい、抗がん剤で体がガタガタの時には立ち上がる時杖がないと立てないほどになりました。

結局、家で一日中足を冷やしながら高くして過ごさなければならず、その上抗がん剤のダメージも重なって、筋力も体力も落ちてしまいました。

そこでなにかいい方法はないか調べたのがLVAです。

小村比呂さんのブログで紹介されていて、もう手術も受けられていらっしゃるようです。

散々迷ったのですが、腹膜播種の手術はリスクの高いHIPECをやめて今通っている大学病院で腫瘍減量手術をすることになると思うので、そのあとにLVAをするつもりです。

LVAの話はまた次回✋

ハイパーサーミア(温熱療法)

昨日は目黒のハイパーサーミアに行って来ました。

駅から3分位のところで便利で、保険適用にもなっているので半年ほど利用させていただいています。(但し3ヶ月毎なので後は自費)

診療所なのですが、CTやPETの読影が出来る先生なので診察やアドバイスもして下さいます。

HIPECのこともご存じなのでメリット、デメリットを比較してどちらが良いのか一緒に悩んで下さる優しくてありがたい先生です。

治療は40分間で気持ち良いので寝てしまいそうで、岩盤浴のように終わった後は汗だくになりますが、唯一緊張したり痛い思いをしない治療です。

効き目はよくわからないのですが、がんは熱に弱いし体を暖めて悪いこともないと信じて、抗がん剤が終わった後も通っています。

お医者様のなかには、`エビデンスが´なんて方もいらっしゃるかもしれませんが、単独では効かなくても抗がん剤の効果を高めるなどきちんとした治療方法であるということです。

腹膜播種の再燃

昨日再び婦人科に行き、新たな展開がありました。

聖路加で9/13に撮ったPET結果の報告がずっとされていなくて先週、先生に放射線科に読影を早く頼んで下さいとお願いしました。

これによって、抗がん剤9回の最終評価となるのでマーカー値やCTに並ぶとても大事な判断資料なのです。

CTはがんの形を、PETは集積を見るそうなので、ここぞというときはPETで最終評価をするそうですが、こちらの婦人科ではふつうCTしかしていないそうです。

以前、CTとPETの結果があまりにも違っていたので、個人的にCTだけではわからないはずと、必ず自分から先生に大事な評価のときにはPETを撮るようにお願いしています。

CTの読影結果とPET画像を先生が診察室でささっと見せて説明してくれた話では、ほとんどの小さいがんは消えているとのことで、数ヵ所残っているところに対して今後どういう治療があるのかを話し合っていました。

腹膜播種になった時に余命宣告をがん研でされ、境界悪性なので抗がん剤が効きにくいと言われていたこともあり、治療方法を捜した結果HIPECという究極の選択をネットで見い出し、どうにか三島での月1回の診察にこぎつけました。

先月には草津(滋賀県)まで行って入院の手続きをしましたが、いざとなるとマーカーも下がったし、腫瘍も数ヵ所になっているので、HIPECまでする必要はないのかと思い始めていました。

先週になると、私が境界悪性なので新薬の使用は認められないと言った代替案なのか、腫瘍減量の手術をここの病院でする提案をしてくれました。

今までは癒着がひどくて手術は出来ないと言われていたのですが、カンファレンスでの話し合いがあったからか、もうひとつの選択肢が増えたのです。

その場では返事ができなかったので、昨日はHIPECでなく腫瘍減量の手術を選択すると解答を用意して病院に行きました。

ところが最終評価のPETの報告書には、先週医師からPETを見ながら聞いていた様子とは違う

腹膜播種の再燃❗

と何ヵ所にも拡がりが指摘される評価でした。⤵⤵

予想外の結果に減量手術という答えを用意していたのを、もう一度考えさせて下さいと、来週まで検討し直す時間をいただくことにしました。