トリプルキャンサーのブログ

多少でもどなたかの参考になればと書き始めました

悪性リンパ腫は完全寛解、ただし卵巣治療の副産物

トリプルキャンサーと医師から告げられたのち、手術後すぐマーカー値が上昇続け、何かが再発していたのですが、それがわからないまま、特定する為にしたのが、分子標的薬`リツキサン´による、診断的治療でした。

濾胞性悪性リンパ腫のグレード(ステージではなく)は2だったので、医師からは、

「現時点で治療介入して、余命が、しない場合より有意かは、グレード3の場合でも、まだ研究段階で証明されていない」

と治療に当初は消極的でした。

私の場合悪性リンパ腫は、婦人科の手術で

子宮体がん、卵巣腫瘍などを取った際に、小腸の腸管膜にできていたものも一緒に取ったら、それが転移ではなかった。

手術後、それが何なのか病名が確定するまで暫く時間がかかり、卵巣腫瘍も境界悪性という珍しいタイプでした。

そのうえに、小腸は悪性リンパ腫の可能性があるとなったので、病室に入ってきた背の高い婦人科医が、私に病名を告げた後、仁王立ちになって腕組みをしたまま、下をむいてずっと無言のまま考え込んでいました。

私もまた、そんなに深刻なのかしらと思いながらも、何もわからないため質問もできず、その姿をただずっと眺めていました。

何を聞いていいかすらわからなかったので、

「3つのがんが見つかることってあるのですか」

と尋ねてみたところ、

「子宮がんと卵巣がんが一緒に見つかることはあるけれど、トリプルキャンサーははじめてです」

とのことでした。

その後、当初聞かされていた卵巣腫瘍の為の抗がん剤も、卵巣腫瘍のタイプが境界悪性で効きにくいこと、小腸にできていたのが悪性リンパ腫だったことからステージも3Cから2Cに変わり、入院中抗がん剤をしないで退院しました。

話が逸れましたが、その後婦人科の主治医が転勤で代わってしまってからは、婦人科系のマーカーがいくら上昇し続けても、

「卵巣境界悪性はすぐ再発するはずはない、マーカー値が上がっているのは悪性リンパ腫のせい」

と、腹水が再び溜まりだし、腹膜播種になってしまってもなお

「婦人科じゃないから(血液)内科へ行って」

と冷たい対応でした。


`このままではヤバい❗´と判断して

と血液内科の先生にお願いしてリツキサンによる診断的治療により、4回でCTで小腸に写っていたものはモヤモヤになり`寛解´となりました。

一方、婦人科系のCA-125というマーカーは手術後60くらいだったものが1000になり、リツキサン後は2000になった為、血液内科の主治医が、婦人科で再発の可能性があり、生検の必要ありと婦人科の主治医に電話で説得してくれました。

私も医師に向かって、「婦人科系のマーカー値が上がったら婦人科の病気を疑うべきです」

と主人も含めてかなり医師との押し問答があった末、やっと抗がん剤をやってもらえることになりました。

ここでも、すぐに抗がん剤とはいかず、教授による説得があり、お腹を開ける`試験開腹´をシブシブおこなった末、卵巣境界悪性の再発で腹膜播種も卵巣由来と確定しました。

やっと抗がん剤による治療も始まると、当初境界悪性に効かないと言われていた卵巣がんの標準治療であるTCを6回おこない、さらに3回プラスしてどうにかマーカー値は50台までに戻ってきました。

でも規準値は35で、できれば一桁が望ましいのですが、これ以上は抗がん剤では効果なしとなりました。

一方、ひさしぶりに血液内科でCT、PETや血液検査の結果を先生に診ていただくと、TCを婦人科の治療で9回も投薬したのが効を奏した為、

「完全寛解」という思わぬ評価をいただきました。

CR(complete remission)のうえに⚪と大きな文字で先生が笑顔😃で嬉しそうに書いてくださったので、それが私もうれしかったです。

卵巣腫瘍の方は今は落ち着いてくれていますが、PETでは`腹膜播種の再燃´との評価なので、新たな治療をするべく計画中です✋



















デグ

胃・大腸検査の予約しました

予約が混んでいたので、12月中に取れませんでしたが、上・下部の内視鏡検査の予約をしました。

母が大腸がんで亡くなったこともあり、ほぼ毎年上・下どちらかの内視鏡検査をしてきました。

去年は血液内科の先生の指示で、大学病院で胃カメラをしたのですが、麻酔をしたのに、途中で苦しくて目が覚めて、管を手で引き抜こうとしたところを、看護師さんに手首を捕まれ止められ、薬を再度入れられたのか、また眠ってしまいました。

その事がトラウマなって、ここの病院でするのは嫌になったので、今までずっとお願いしていて、全く痛みも苦しかったことがなかった、いつものクリニックの先生にお願いします。

そのクリニックは、うちのマンションの中にあるので、検査薬も家で飲んでから行けばいいし、内視鏡を初めCT、レントゲンなど一通りの検査ができます。

これまでの手術や治療に至った病気も、こちらで健診時にフッとマーカー検査を頼んだことがきっかけで見つかりました。

先生も優しく信頼できる、十年以上通っているホームドクターともいえるイケメン先生です。

病院によっては、内視鏡検査の時に麻酔をかけないのか、あちこちで叫び声やうめき声が聞こえてくるところもありますが、クリニックでは麻酔をしてくれるので、どんなに頑張っても、3秒以内で意識がなくなるのですが、うっかり寝すぎてしまうことが難点でしょうか。

膀胱検査もしてみましょうと、大学病院の泌尿器の先生から言われて、来年は予防的検査で始まる一年になりそうです。

リンチ症候群と確定し、毎年検査するのを推奨されているので、やる意味も十分あると自分でも納得しています。

腫瘍内科で

昨日、ゲノムの先生と電話でお話しさせていただいた時に、悪性リンパ腫の遺伝子異常の話のほかにもう一点お聞きしたかったのが、今後の治療についてでした。

今、ゲノム検査をした病院の婦人科で病理診断をしてもらっているけれど、

やはり境界悪性なのでキイトルーダで治療できない、

と言われたらどうすればいいのか、という不安です。

仮に悪性ということになっても、こちらの前任の偉い婦人科の先生いわく、

「境界悪性の場合、診断名がかわることはない」

とちょっと変なことを言っていました。

また、

「境界悪性は新薬では治療しない」

と断言していたので、境界悪性は特別視されたタブーといった扱いをしているようです。

それは当婦人科でも、先日無料相談で伺ったAGセンターでも同じで、その代わりに神奈川県にある有名な腫瘍内科医がいる病院を紹介してきました。

聞くところによると、過去に効かない抗がん剤で重篤な問題が起きたことから、境界悪性の患者は経過観察で手を出さない、最小限の治療といった暗黙の取り決めが婦人科学会にあるようです。

それとなくそんなことをゲノムの先生にお話すると先生は、

「今婦人科の先生は病理診断が変わるか検査をしてくれているので、その結果を待ちましょう。

今までにない新しい治療なので、現場に混乱もあると思います。

正直な話、これは腫瘍内科の領域でやってきたことなので、今ゲノム入って婦人科で診ていただいていましたが、従来の考えを捨てて腫瘍内科で診てもらうのはどうでしょうか?」とおっしゃいました。

今までは婦人科で、卵巣腫瘍や子宮の手術、抗がん剤という治療を経て、もはや打つ手がなく、オプジーボを奨められている段階です。

リンチ症候群でMSI-hiの患者であるという視点を変えて新たな治療にいずれ挑む時なのかもと考え、一昨日も腫瘍内科のいる病院をネットで検索していたところでした。

ちょうど先生からのsuggestionと自分の考えが一致し、その後の病院のフォローもしていただけるとのことだったので、気持ちがだいぶ軽くなりました。

日本一の腫瘍内科の先生のところに行くのも、今はお預けにして、ゲノムの先生のお薦めの治療をしてくださるところを安心して行けると良いなあと期待しています✨