セカンドオピニオン1
血液内科の先生の助言もあり、婦人科医が渋々ですがその治療の必要性を認めましたが、私の場合婦人科の病気は卵巣境界悪性腫瘍と子宮体がんがあり、どちらの再発も考えられあるいは卵巣がんの可能性もあるとのこと。
対がん協会の電話相談では有明がん研究会顧問のT先生が対応してくださって、トリプルキャンサーであることを伝えると、
`婦人科の治験をしてもらうように国立がんセンター東病院に主治医の先生から頼んでもらいなさい❗主治医ならば患者の為にそのくらいのことをするのは当然´
と大変熱く患者思いのお言葉。
主治医には伝えましたが、当然そんなことには耳を貸してくれるはずもなく、私も色々調べてみましたがまだ婦人科の治験はまだ、とのことであきらめました。
(治験はダブル、トリプルの患者にはハードルが高く、いくつもの病気を持っていると成果が分かりにくくなる、成績が下がる可能性などから排除されるようです)
そして次の国立がんセンターでは、以前セカンドオピニオンをお願いしたS先生が再度相談にのってくださることになり、ここではじめて腹膜播種が重大な状態であり
`境界悪性という診断であってもお腹じゅうにがんが拡がっているので悪性で遠隔転移しているのと同じです´
と言われました。
ネットである程度調べていたので婦人科の播種だとすると、悪性リンパ腫の場合より深刻であることは知っていたのですが、そこまで深刻に受け止めておらず、ステージ2と思っていたらもう既にステージ4になっているとのことでした。
そこで先生に
´大変ナイーブな質問ですが最後に、あとどのくらいの余命ですか?´
と質問をすると
`余命宣告なんて当てにならない、人によってちがうと言われつつ、あと一年か二年かそれより短いこともある´と。
あとから考えて、すごく答えにくそうにしていたし先生だってそんな質問に答えたくなかったのに申し訳なかったなあと思いました。
でも正直そこまでローソクの火が短くなっていたなんて知らなかった😭
涙がこぼれ出そうなのを主人に見られたくなくて、セカオピが終わると
`トイレに行ってくるね´と言ってトイレで涙を拭って
`これから銀座のレストランでランチしようね❤´
なんて言って誤魔化していたけど、
やっぱり二度目の余命宣告もショックでした💧