トリプルキャンサーのブログ

多少でもどなたかの参考になればと書き始めました

マイクロサテライト不安定性とキートルーダ

昨日は、今年2月頃ゲノム解析(遺伝子)をしていただいた大学病院の先生にsuggestionをしていただきに行って来ました。

そこで収穫がありまして、もしその治療が実現すれば大きな一歩になるかもしれないととても喜んだ反面、ある資料をいただいてやはり思い過ごしではなく意図的になされていて辻褄(つじつま)を合わせる為にことがはっきりして本当にガックリしました。

収穫というのは手術をしないで新しい薬の処方を提案していただいたことなのですが、ブログ上で書いている通り、今通院している大学病院では、

'境界悪性はがんではないから新しい薬を使えない(保険が通らないと病院の損害になる可能性があるから)´

とリムパーザの時と同じ議論の繰り返しなので、このまえのように、

`議論は好きではないので、やってくれる他の病院でやってもらって下さい'

となるのは確実です。

ところが、それなら別のところをとゲノムの先生が心当たりをあたってくださることになりました❗

もしそうなればHIPECという手術でQOLを大きく下げるリスクを侵すことも、一ヶ月間遠方に入院する必要もなくなります。

また腫瘍減量手術も今の病院で勧められていますが、侵襲を考えると3回お腹を切るのは出来れば避けたいと思います 。

前置きが長くなりましたが、提案していただいた新薬というのが、ノーベル賞を獲られた本庶佑さんのオプジーボの競合薬であるキートルーダです。

マイクロサテライト不安定性が認められた患者であればがんの種別に関係なく保険適用になるとのことです。

せっかく12月に保険適用になる可能性があるので、手術というリスクは避けたほうが良いとの提案があり、もしその薬で治療してくださる病院が見つかれば是非トライしたいと考えています。

一方で本当にがっくりというかやっぱりというのが、今まで先生と散々議論したのですが

治療するうえで一番大切なもの、`病名´についてです。

今までずっと`境界悪性だから´`がんではないから´という説明が実は……。

境界悪性とがんの一番の違いは`浸潤があるか´とインプラントがあるか、形と一般に言われているのですが、婦人科系のCA-125が上昇しつづけ病気を確定させる為生検を勧められ早く治療をしたかったのですが渋々受けました。

そのときゲノム解析の為に 主人がみずからプレパラートをもう一方の病院まで運んで、入院している病院とは別にに病理診断をしました。

その結果はもう2月か3月に出ていて、主治医の先生に届いていたので、病理診断の結果を下さいとお願いしたのですが、先方から渡していないものは渡せないといわれ、解析をした病院の婦人科の先生も、何故かゲノム解析でリンチ症候群の確定診断のが終わる10月までは渡せないと言われて、やっと昨日ゲノムの先生がその病理診断のレポートをくださったので内容を見ることができたのです。

すみません、長くなったのでまた次回✋

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